やぎ乳

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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やぎ乳



日本での販売は少ないが、世界的に見るとアジア、アフリカ、南アメリカを中心に広く利用されています。牛乳よりも消化吸収がよいので、日本でも昔は母乳の出の悪い母親が母乳がわりに与えたといいます。乳用種としては、スイスのベルン州原産のザーネン種がよく知られ、日本でも日本の風土に適するように改良された日本ザーネン種が飼育されています。
栄養成分は、牛乳と似ており、たんぱく質、脂肪、カルシウム、タウリン、ビタミン類などを豊富に含みます。日本人に不足がちなカルシウムは、牛乳より多く含まれます。カルシウムは、骨や歯を形成するほか、たんぱく質の代謝にかかわり、筋肉を動かすのにも不可欠でし、ホルモンの分泌や神経の調節にも関わっています。また、やぎ乳は、牛乳アレルギーの人でも飲める場合が多いのも大きな特徴です。


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