天然着色料 |
食と健康に関する辞典
(サイトの主旨) 健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。 スポンサード リンク |
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天然着色料天然着色料は、植物や昆虫など天然の原料を使って抽出した色素を用います。 主な天然着色料には、古くから使われているウコンやクチナシのほかに、アナトー色素、コウリャン色素、コチニール色素、スピルリナ色素、ビートレッド、ラック色素、カロチン、カラメルなどがあります。アナトー色素は、ベニノキ(ベニノキ科)という植物の種子から抽出される赤色系の色素です。コウリャン色素は、コウリャン(イネ科)の実および殻から抽出される赤色系の色素です。スピルリナ色素は、スピルリナというユレモ科の植物から抽出される色素です。ビートレッドは、赤ビートという植物の根から抽出される色素です。ラック色素は、カイガラムシ科ラックカイガラムシから抽出される赤色系の色素です。 水で抽出したものもあれば、エチルアルコールやプロピレングリコール、アセトン、亜硫酸化合物などの化学物質で加熱や熱処理して抽出したものなどさまざまです。インスタントラーメンのスープ、ソース、コーラなどによく使われているカラメルも、糖類、でんぷんを熱処理しただけのものと、同原料に少量の亜硫酸化合物やアルカリ、酸、アンモニア化合物など化学物質を加えて熱処理したものがあります。製造過程で使われた化学物質によって危険度も異なります。また、天然着色料の安全性については、調べられていないものも多く、天然だからといって安心はできません。 スポンサード リンク |
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