しょう油

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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しょう油



日本料理の味付けには欠かせないしょう油ですが、以外に歴史は浅く、日本で広く使われるようになったのは江戸時代以降といわれています。一般によくつかわれる濃い口しょう油のほかに、色は薄いが塩分は高い淡口しょう油、色は濃いが塩分はおさえめのたまり醤油、少量のダイズと小麦が原料の白しょう油などがあります。
しょう油の成分は、原料のダイズのたんぱく質が発酵してできたアミノ酸が豊富で、他にはカリウムやマグネシウムなどのミネラルやナイアシンなどが含まれています。ただし、使用量から考えると栄養的にはあまり価値はありません。しょう油の味は、塩辛味、甘味、苦味、うまみ、酸味の五味が渾然一体となっており、これに特有の香りが加わり、食欲を刺激します。ほんの数滴のしょう油が和風香辛料の役目を果たすだけでなく、料理の風味を豊かに仕上げます。また、抗菌作用があるので、食材を漬けておくと保存に役立ちます。


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