水溶性食物繊維

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

スポンサード リンク


水溶性食物繊維



食物繊維は、人の消化酵素で消化されない、食品中の難消化成分の総体と定義されています。水に溶ける水溶性食物繊維と水に溶けない不溶性食物繊維がありますが、水溶性食物繊維は水に溶けて水分を抱き込んでゲル状になります。働きとしては、コレステロールの吸収を抑制したり、胆汁酸を吸着し体外に排泄させるので、動脈硬化や胆石などを防ぐ効果が大きいことが認められています。また、小腸での糖質の吸収を遅らせるので、血糖値の急激な上昇を防ぎ、糖尿病の予防や改善、ダイエットにも役立ちます。さらに腸内でナトリウムイオンと力リウムイオンの交換反応により、食塩のナトリウムを排泄させるので、高血圧の予防にも役立ちます。摂り過ぎて下痢症状をおこすと、ミネラルなど人体に必要な栄養素も排出させてしまうので、注意が必要です。

水溶性の種類としては、ペクチン質、植物ガム、粘質物、海藻多糖類、化学修飾多糖類などがあります。ひとつの食品に水溶性も不溶性も含まれますが、水溶性は海藻類や果物類に多く含まれています。


スポンサード リンク

食と健康に関する辞典TOP

メニュー
 (食材の栄養成分と働き)
  野菜類
  穀類・豆類
  果実・種実類
  魚介類・海藻類
  肉類・卵・乳製品
  調味料・加工品
  ハーブ・スパイス
  飲料

  栄養成分・サプリメント(あ〜こ)
  栄養成分・サプリメント(さ〜の)
  栄養成分・サプリメント(は〜ろ)
  添加物
  カロリー・栄養成分早分り
  病気予防と食べ物
Copyrght (C) 2006 食と健康に関する辞典 All Rights Reserved