脂肪酸 |
食と健康に関する辞典
(サイトの主旨) 健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。 スポンサード リンク |
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脂肪酸脂肪酸は、体の重要なエネルギー源であり、血液や生体膜の構成成分でもあります。その構造によって飽和脂肪酸(S)、一価不飽和脂肪酸(M)、多価不飽和脂肪酸(P)に分けられます。 飽和脂肪酸は、肉類や乳製品などの動物性食品などに多く含まれている脂肪酸です。体内で固まりやすいので、体内に多く存在しすぎると血液の粘度を高めてしまい、血液の循環を悪くしてしまいます。とり過ぎは、悪玉コレステロールや中性脂肪を増やし、動脈硬化をまねく原因のひとつになります。 一価不飽和脂肪酸は、主に植物性油脂のオリーブオイルや菜種油(キャノーラ油)に多く含まれるオレイン酸が代表的です。悪玉コレステロールを減少させ、善玉コレステロールは減少させないように働きます。動脈硬化や心疾患をまねきにくい油の成分として知られています。 多価不飽和脂肪酸は、エゴマ油やシソ油に多く含まれるα‐リノレン酸や、さんまや鰯など青魚に多く含まれ、脳の発達や機能に関与したり、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし血液をさらさらにするDHA(ドコサヘキサエン酸)、IPA(イコサペンタエン酸)、植物油に多く含まれているリノール酸などがあります。 スポンサード リンク |
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