サポニン

食と健康に関する辞典

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健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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サポニン



サポニンは、構造的にはトリテルペンやステロイドにオリゴ糖(2個以上の糖が結合した糖質)が結合した配糖体の一種で、水に溶けて石鹸のような発泡作用を示す物質の総称です。石鹸と同じように油を溶かし、水で洗浄できる界面活性作用があります。多くの植物に含まれる苦味、えぐみ、渋味の成分です。代表的なものに大豆に含まれるダイズサポニンがあります。
サポニンは、コレステロールを溶かして取り除いたり、過酸化脂質の生成を抑え、ブドウ糖が中性脂肪に変性するのを抑制します。脂質の過酸化も抑制します。動脈硬化や血栓症を予防に有効です。また、消化器官からの脂肪の吸収を阻害する働きがあり、代謝を促進するので、肥満の防止や肝臓機能の強化も期待できます。大豆のほかには、大豆加工品の納豆、豆乳、味噌、小豆、ウーロン茶、アスパラガス、高麗人参などに含まれています。


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