ルチン |
食と健康に関する辞典
(サイトの主旨) 健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。 スポンサード リンク |
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ルチンルチンは、そばに豊富に含まれる黄褐色の色素でポリフェノールの一種ですが、ビタミンの仲間とされたこともあります。皮膚内や粘膜下などに出血を起こす紫斑病の治療に有効だったためビタミンPと呼ばれていましたが、欠乏症が見出されていないため、現在は独立したビタミンとは考えられておらず、ルチンという名称で統一されています。毛細血管を強化する働きがあり、昔からそばを食べていると脳溢血になりにくいといわれているように、高血圧や脳血管障害の予防に効果を発揮します。弾力性がなくなり、破れやすくなった血管を新しい弾力性のある血管にし、血流をよくする働きがあります。ビタミンCといっしょに摂ると、毛細血管の強化作用が一層強められます。アレルギー反応を引き起こすヒスタミンの分泌速度を遅らせるため、アレルギー治療薬としても利用されています。 ルチンは、紫外線の青から身を守るための成分なので、そばの外皮に多く含まれています。精白度の低いそばに多く含まれます。また、ルチンは水溶性のため、そば湯にも多く溶け出しているので、そば湯も飲みましょう。韃靼そばには普通のそばの約100倍もルチンが含まれているといわれます。 スポンサード リンク |
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