リコリス

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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リコリス



リコリスは、マメ科の多年草の植物で、日本名は甘草(カンソウ)です。その名の通り強い甘みが特徴のスパイスです。日本や中国では、古くから生薬として使用されてきており、ヨーロッパでも古くから薬として使用されてきました。
甘みの主成分であるグリチルリチンは、砂糖の150倍の甘みがあり、砂糖が輸入される以前は重要な天然の甘味料でしたが、現在は味に丸みを与えるために漬物や佃煮、カレー粉、しょう油などに使われています。

グリチルリチンには、消炎、鎮静、抗潰瘍、緩下などの作用のほか、肝細胞の再生や活性化を促す働きがあります。胃炎や胃潰瘍、肝炎、肝硬変、口内炎、気管支炎、風邪などに有効とされています。副腎皮質ホルモンを長期間、体内に留める働きと抵抗力を高める働きをすることにより、抗ストレス作用もあるとされます。中国では、100の毒を解毒できる生薬として、ヨーロッパでもぜんそくや口内炎の薬として、古くから重宝されています。


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