蓮根

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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蓮根(レンコン)



蓮根は、インドが原産で、中国経由で日本に伝えられました。蓮の地下茎をレンコンといって食用にします。穴があることから、「先が見通せる」として、昔からおせち料理に欠かせない縁起物の食材となっています。
主成分のでんぷんのほか、食物繊維、ビタミンCを多く含みます。食物繊維は、腸内細菌を整え便秘を解消・予防するほか、コレステロールを吸着し排泄するので、動脈硬化などの予防に効果的です。ビタミンCは、肌の新陳代謝を活発にして、肌をきれいにしたり、免疫力を高めます。胃腸の粘膜を保護するムチンも含まれています。収れん作用や消炎作用のあるタンニンも豊富で、血圧降下や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などに効果を示します。

蓮根は、切ったままにしておくと、切り口が酸化して褐色になります。これを防ぐには、すぐに酢水につけます。下ゆでするときも、酢を加えます。


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