ラフマ(羅布麻)

食と健康に関する辞典

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健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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ラフマ(羅布麻)



ラフマは、中国・タクラマカン砂漠のロプノール湖(羅布泊)一体に原産とするキョウチクトウ科の多年草植物です。中国からヨーロッパ、アジアの温帯地域に自生しています。麻に似た植物であることから羅布麻(ラフマ)茶と名付けられました。ラフマの若葉を蒸して乾燥させたものがラフマ茶です。別名ヤンロン茶とも呼ばれます。
1970年代に研究機関によって薬理作用があることが判明し、天然素材ながら中国では医薬品として用いられています。ラフマに豊富に含まれるケルセチンとハイペリンというフラボノイドは、血中コレステロールを減らし、高血圧を改善します。抗うつ作用、抗高脂血症、利尿作用などもあります。免疫力を高め、かぜやぜんそく、気管支炎などの症状緩和にも効果があるといわれます。カルシウム・鉄分・ナトリウムなどのミネラルも豊富な上に、カフェインを含みません。ただし、食欲不振や胃痛、下痢などの症状を起こすこともありますので、胃腸の弱い人は注意が必要です。


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