ニンニク |
食と健康に関する辞典
(サイトの主旨) 健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。 スポンサード リンク |
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ニンニクニンニクは、古代エジプト・ギリシアの時代から栽培されており、古くから薬用、食用として利用されてきました。ピラミッド建設の作業員には、毎日にんにくが与えられたといわれています。日本へは、古代中国から伝わったとされており、古事記にもにんにくに関する記述があります。 ニンニクを切ったり、すりおろしたりすると独特の臭気がありますが、これはアイリンという成分が、やはりニンニクに含まれるアリナーゼという酵素の作用でアリシンにかわります。アリシンは、硫化アリルの一種で、体内でビタミンB1と結合してアリチアミンとなります。このアリチアミンがB1の吸収を促進します。B1は、糖質が分解されてエネルギーに転換されるのに不可欠な栄養素です。不足すると糖質の分解ができず、疲労物質といわれる乳酸などが体内にたまります。また、B1は、筋肉の栄養源であるグルコースの生産にも関わっています。ニンニク自体B1が豊富なので、疲労回復には最適な食品です。 また、スコナジリンという成分は、新陳代謝を活発にし、疲労回復効果や心臓の働きを活発にする効果、精子の増加を促す効果があるといわれています。 スポンサード リンク |
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