納豆栄養 |
食と健康に関する辞典
(サイトの主旨) 健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。 スポンサード リンク |
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納豆の栄養納豆の栄養成分は、原料であるダイズ同様に、たんぱく質、脂質、糖質のほかに、ビタミンB1、B2、Eなどのビタミン類、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルを豊富に含みますが、その栄養価がダイズを上回ります。例えば、納豆菌の出す酵素によってたんぱく質の50%が水溶性になっており、消化効率が高まっています。ダイズたんぱくは質、血中脂質を低下させる働きがあります。また、ダイズには少ないビタミンB2が豊富に含まれています。ビタミンB2は、細胞の再生や成長促進、脂肪の代謝には欠かせない栄養素であり、皮膚や口内の粘膜の発育を助けたり保護する役目もあります。ダイズと同様に食物繊維が含まれますが、それに加えて食物繊維と同じ働きをもつポリグルタミンという物質を含んでおり、便秘の予防・解消に役立ちます。さらに納豆菌は、腸内の有用細菌であるビフィズス菌などを増殖させるので、腸内環境をよく整えます。 ダイズを納豆菌で発酵させることによって、納豆特有の成分ナットウキナーゼという酵素が作られます。ナットウキナーゼは、血栓を溶かす作用があり、脳梗塞や心筋梗塞の予防が期待できます。納豆菌は、抗菌作用のあるジピリコン酸を作り出します。ジピリコン酸は、納豆菌に含まれるたんぱく質分解酵素プロテア−ゼなどと共同して、O-157などの病原性大腸菌を抑える働きがあります。 納豆は脂質の一種であるレシチンを多く含みますが、レシチンは神経伝達物質のアセチルコリンを生成するので、脳細胞の活性化を促し、記憶力を増大させる効果なども期待されます。 スポンサード リンク |
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