菜の花

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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菜の花



菜の花は、アブラナのつぼみと花茎を食用にします。地中海沿岸が原産地で、ヨーロッパで油を取るために改良されました。 日本では、安土桃山時代には採油目的で広く栽培されていましたが、つぼみを食べるようになったのは明治以降です。カロチン、ビタミンB2、C、カリウム、カルシウム、鉄などのミネラルを豊富に含みます。ビタミン類の含有量は、ほうれん草を上回ります。カロチンは、体内でビタミンAにかわり、免疫細胞を活性化します。ビタミンB2やカリウムは、高血圧、動脈硬化、血栓、脳梗塞などを予防します。ビタミンCは、免疫力を高めたり、美肌、ストレス緩和などに有効です。
様々な栄養素が豊富に含まれるので、加熱や水によって少しくらい失われても、充分な栄養分が残ります。さっとゆでて、おひたしや和え物にして食べると、簡単に摂取できます。


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