ムチン |
食と健康に関する辞典
(サイトの主旨) 健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。 スポンサード リンク |
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ムチンムチンは、動物の腸管、気道、口腔、子宮などの粘膜に見られる粘性物質です。消化器官や呼吸器官の表面は、粘液で覆われていますが、その主要成分がムチンと呼ばれる糖たんぱく質です。胃は、厚い粘膜に覆われていますが、ムチンはその粘膜をうるおして強化する作用があります。胃の粘膜は、胃壁を保護し、胃炎や胃潰瘍の予防効果が期待できます。呼吸器の粘膜に作用するなら、風邪やインフルエンザの予防にもなります。また、肝臓や腎臓の機能を強化する働きもあります。唾液腺ホルモンの分泌を促し、食欲を増進させたり、便秘の解消にも効果があります。たんぱく質分解酵素を含むため、食べたたんぱく質を無駄なく体内に取り込みます。最近の研究では、がんの転移を阻止するという報告もあります。 ムチンは、納豆、オクラ、里芋、山芋、れんこん、なめこ、モロヘイヤ、昆布などに多く含まれます。これらの食品に含まれるネバネバの成分がムチンです。 スポンサード リンク |
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