無水カフェイン

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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無水カフェイン



無水カフェインは、ドリンク剤に用いられたり、医薬品に用いられたりしています。コーヒーやお茶などからカフェイン成分を純粋抽出したものがカフェインですが、このカフェインの結晶にはカフェイン1分子に水1分子も含まれています。この水分子は、高温乾燥すると逃げてしまいます。この水の逃げた残りが無水カフェインと呼ばれます。カフェインも無水カフェインも、眠気防止やリラックス作用、利尿作用があります。解熱鎮痛作用もあるので、市販の風邪薬に用いられることも多くあります。コーヒーや紅茶として飲む程度なら問題ありませんが、多量に摂取すると、スポーツの興奮剤として試合後のドーピング検査で陽性になります。競馬でも馬に使用することが禁止されています。
かつて、カフェインを抽出する際に、トリクロエチレンを抽出溶媒に用いていましたが、この溶媒はがんを引き起こす可能性があり、カフェインレスコーヒーが危ないという噂の元にもなったようです。洗浄剤として工場などでも用いられていましたが、今では排出規制物質となっています。現在のカフェインレスコーヒーは、水抽出など別の安全な方法でカフェインを抽出しています。


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