マロウ

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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マロウ



マロウは、アオイ科で和名はウスベニアオイといいます。原産地は、ヨーロッパ、西アジア、北アフリカです。初夏にピンクがかった紫色の花を咲かせます。マロウのハーブティーは、不思議なティーです。青紫色の花に熱湯を注げば、たちまち鮮やかな美しい青色のティーとなり、レモンスライスを1枚加えると、やがて薄い赤みがかった紅茶のような色へと変化します。この色の移り変わりが、夜明けとともに夜空が朝焼けに染まる様子と似ているので「夜明けのハーブティー」と呼ばれています。
タンニン、ビタミンA・B1・B2・Cを含み、消炎、利尿、鎮痛などの作用があり、風邪や気管支炎、扁桃腺炎、歯肉炎、胃酸過多、リウマチ、痛風などによいとされています。根の粉末は、昔、咳止め用のトローチの原料として使われ、マシュマロは本来マロウの一種であるマーシュマロウの根から作られていました。


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