レモングラス

食と健康に関する辞典

（サイトの主旨）
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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レモングラス

熱帯アジア原産のイネ科の多年草です。ススキによく似た細長い茎葉と、ふっくらと丸みをおびた根元の部分を、生または乾燥させて利用します。レモンのような香りをもちますが、レモンよりレモンらしい香りといわれ、人工のレモンフレーバーの材料に使われます。タイ料理のトムヤンクンには欠かせないハーブで、カレーの材料にも用いられます。東南アジアでは、もっともよく使われる香草のひとつで、肉や魚料理の風味付けに使われます。全草がかたいので、料理に風味がついたら取り出します。
食欲増進、消化促進、腸内にたまったガスを排除する作用などがあり、消化不良や夏ばてなどに役立ちます。疲労物質である乳酸を除去する作用もあるので、筋肉疲労を改善する効果もあります。アロマとしては、精神を落ち着かせる作用もあります。レモングラス油には、強い消毒作用があります。

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