キュウリ

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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キュウリ



キュウリの原産地は、インド、ヒマラヤで、インドでは3000年以上も前から栽培されていたといわれます。紀元前にインドから中国に伝わり、日本には中国経由で天平時代に渡来したといわれます。漢字の胡瓜は、西域の瓜という意味があります。果肉が薄く肉質がもろくて歯切れのよい白いぼ種と肉質に粘り気のある黒いぼ種がありますが、現在は白いぼ種の改良品が主流です。初夏から秋にかけてが旬ですが、ハウス栽培ものは周年です。
キュウリは、90%以上が水分でビタミンC、K、カリウム、カロチンなどを含みますが、量はわずかで栄養的にはあまり期待できません。きゅうりの苦味は、配糖体のクワルビタシンという成分ですが、抗がん作用があるといわれています。
キュウリには、ビタミンCを破壊する強力な酸化酵素アスコルビナーゼが含まれていますので、他の野菜や果物といっしょにジュースにするのは避けたほうがよいでしょう。


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