食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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100g当たりの主な食品成分
エネルギー
(kcal)
食物繊維
(g)
たんぱく質
(g)
脂質
(g)
炭水化物
(g)
えのきたけ 22 3.9 2.7 0.2 7.6
きくらげ(乾) 167 57.4 7.9 2.1 71.1
生しいたけ 18 3.5 3.0 0.4 4.9
干しいたけ 182 41.0 19.3 3.7 63.4
ぶなしめじ
18 3.7 2.7 0.6 5.0
ひらたけ
20 2.6 3.3 0.3 6.2
なめこ 15 3.3 1.7 0.2 5.2


ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンC
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
えのきたけ 0.24 0.17 1 340 微量
きくらげ(乾) 0.19 0.87 5 1000 310
生しいたけ 0.10 0.19 10 280 3
干しいたけ 0.50 1.40 0 2100 10
ぶなしめじ 0.16 0.16 7 380 1
ひらたけ 0.40 0.40 10 340 1
なめこ 0.07 0.12 微量 230 4


茸は、食物繊維が豊富に含まれ低エネルギーな食品です。β−グルカンというキノコ特有の食物繊維は、免疫機能を活性化し、がん細胞の増殖を抑制するといわれています。食物繊維には、便秘の予防・改善、大腸がんの予防などの効果があります。また、コレステロールの吸収を抑制したり、胆汁酸を吸着し体外に排泄させたり、食塩のナトリウムを排泄させるので、動脈硬化や胆石、高血圧なども予防します。椎茸の旨味のもとであるグルタミン酸は、新陳代謝を促進し、脳の栄養素として欠かせない物質です。ビタミンB1は、炭水化物の中の糖質が分解されてエネルギーに転換されるのに不可欠な栄養素です。ビタミンB2は、細胞の再生や成長促進、脂肪の燃焼、過酸化脂質の生成防止などに深くかかわる栄養素です。ビタミンCは、美容や美白、免疫力の強化、かぜや生活習慣病、がんの予防など、多彩な働きをもつ栄養素です。カリウムは、余分な塩分を排泄し、高血圧を予防します。カルシウムは、骨や歯を丈夫にします。



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