カバカバ

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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カバカバ



カバカバは、コショウ科の植物で、ミクロネシア、ポリネシア、オーストラリアの一部など南太平洋の多くの島々で、古くから親しまれてきた精神高揚剤です。少量摂取すると、気分が晴れやかになったり、不安解消の作用があります。ドイツ、スイスなどでは一時期、抗欝剤として用いられていました。
しかし、諸外国ではカバカバの摂取によって、ここ数年間に劇症肝炎を含む肝臓障害が多発し、死者もでております。日本でも、リラックス作用があるとしてカバ含有商品が多く売り出されていましたが、現在では未承認無許可医薬品にあたり販売できなくなりました。ところが、社会問題となった中国製ダイエット食品と同様、現在でもインターネットを利用した個人輸入で売られていますので、注意が必要です。


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