肝臓病食事 |
食と健康に関する辞典
(サイトの主旨) 健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。 スポンサード リンク |
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肝臓病と食事主な肝臓病には、脂肪肝、ウイルス性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、アルコール性肝障害などがあります。肝臓病は、自覚症状があまり現れないため沈黙の臓器ともいわれ、急性から慢性肝炎、そのまま肝硬変やさらに肝がんへと進行することもあります。 肝臓病の予防も他の病気と同じく、栄養バランスの良い食事と規則正しい生活や適度な運動が大切です。特に肝臓にとって重要な栄養素はたんぱく質です。たんぱく質は、肝細胞の再生を促し、肝臓から脂肪を放出します。また、肝臓には、ビタミンを貯蔵する働きがあり、肝機能が低下するとビタミンの代謝が悪くなり疲労感が現れます。このため、普段以上にビタミンを多く摂ることも重要になります。 シジミは、昔から肝臓病によいといわれていますが、ミネラルやビタミンが豊富で、消化吸収のよい良質なたんぱく質を含むからです。特に必須アミノ酸のひとつメチオニンやグリコーゲンは、肝臓の働きを支え機能を高めます。カキ(牡蠣)は、海のミルクといわれるほど栄養分が豊富です。旨味の成分として、グリコーゲンやタウリン、グリシンなどのアミノ酸を豊富に含みますが、タウリンは、コレステロールを下げたり、血圧降下作用があり、また、心臓や肝臓の機能を強化する作用もあります。卵や牛乳に含まれる良質なたんぱく質も、傷ついた肝臓を修復し、機能を高めます。特に肝臓の機能を活性化する働きをもつメチオニンが多く含まれています。肉や卵には、良質なたんぱく質が豊富に含まれますが、動物性のものにかたよると脂肪の摂取も多くなってしまうので、植物性たんぱく質も摂取してバランスをとる必要があります。良質な植物性たんぱく質といえば大豆や大豆製品です。豆腐や納豆は、良質なたんぱく質以外にもビタミン、ミネラルが豊富で、肝臓によい食べ物です。納豆には、アルコールを分解する働きもあります。大豆もやしも必須アミノ酸を多く含んだ食品です。 スポンサード リンク |
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