食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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柿の原産地は、日本を含む東アジアとされ、学名にもカキの名が使われています。日本の果物の中でも最も古い歴史をもち、北海道を除く全国で栽培されています。種類は大きく甘柿と渋柿に分けられ、温暖な地方では甘柿、寒い地方では渋柿が育ちます。

柿は、ビタミンCが豊富で、大きめのものなら1個で1日に必要な量を摂ることができます。ビタミンCは、免疫機能を高め、ウイルスに対する抵抗力を強めたり、コラーゲンの合成を促したり、病気の予防や健康維持、美肌などのための大切な役割を果たします。また、がんの予防や抑制にも効果があるといわれます。色素成分に含まれるβ-クリプトキトサンチンにも強い発がん抑制作用があることがわかっています。

柿は、酒の酔いをさます効果があることは昔から有名です。渋味のもとであるシブオールというタンニン成分とアルコールデヒドロゲナーズという酵素が、アルコールを分解する働きをするからです。ただし、干し柿では効果はありません。干し柿は、生の4倍ちかくの甘みがあり、カロチンは2倍になりますが、ビタミンCはほとんどなくなってしまいます。

柿は、消化がよくない上にタンニンの作用も加わって、食べ過ぎると便秘になることがあります。


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