じゃが芋

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

スポンサード リンク


じゃが芋



じゃが芋の原産地は、中南米でインカ帝国を征服したスペイン人がヨーロッパに広めました。世界で最も多く栽培されている野菜です。日本へは、ジャワのジャガタラ(現在のジャカルタ)から伝わり、当初はジャガタラ芋と呼ばれ、それが略されてじゃが芋になったといわれます。馬鈴薯とも呼ばれます。

じゃが芋の主成分は、でんぷんですが、カリウム、ビタミンB1、C、リン、鉄、食物繊維などを含みます。特に、カリウムの王様といわれるほどカリウムを豊富に含みます。高血圧は、塩分の摂りすぎで血液中にナトリウムが増えるために起こりますが、カリウムは体内のナトリウムを排泄する働きがあります。
また、ビタミンCは、加熱すると壊れやすい性質をもちますが、じゃが芋の場合は熱を加えるとでんぷんがビタミンCを包んで保護し、損失を防ぎます。

芽や皮の青い部分には、ソラニンというアルカロイド(有毒物質)が含まれています。たくさん摂るとめまいや腹痛、下痢などの中毒症状を起こしますので、芽をしっかり取り除き、青い皮は厚くむいて調理します。ソラニンは、熱を加えても分解しないものです。


スポンサード リンク

食と健康に関する辞典TOP

メニュー
 (食材の栄養成分と働き)
  野菜類
  穀類・豆類
  果実・種実類
  魚介類・海藻類
  肉類・卵・乳製品
  調味料・加工品
  ハーブ・スパイス
  飲料

  栄養成分・サプリメント(あ〜こ)
  栄養成分・サプリメント(さ〜の)
  栄養成分・サプリメント(は〜ろ)
  添加物
  カロリー・栄養成分早分り
  病気予防と食べ物
Copyrght (C) 2006 食と健康に関する辞典 All Rights Reserved