いか・たこ

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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いか・たこ



100g当たりの主な食品成分
エネルギー
(kcal)
たんぱく質
(g)
コレステロール
(g)
ビタミンA
当量(μg)
ビタミンE
(mg)
コウイカ 66 14.9 210 5 2.2
スルメイカ 88 18.1 270 13 2.1
ホタルイカ 84 11.8 240 1500 4.3
ヤリイカ 85 17.6 320 8 1.4
イイダコ
70 14.6 150 37 2.7
マダコ(ゆで) 99 21.7 150 5 1.9


ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
多価不飽和
脂肪酸(g)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
コウイカ 0.03 0.05 - 220 17
スルメイカ 0.05 0.04 0.29 270 14
ホタルイカ 0.19 0.27 0.94 290 14
ヤリイカ 0.04 0.03 0.26 300 10
イイダコ
0.01 0.08 0.20 200 20
マダコ(ゆで) 0.03 0.05 0.16 240 19


イカは、低カロリーで良質なたんぱく質や脂質を含みます。脂質には、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らすIPAやDHAなどの多価不飽和脂肪酸が含まれます。また、コレステロールを多く含みますが、コレステロール値を下げ、血圧を正常に保つ働きのほか、心臓の機能を高めたり、肝臓の解毒作用を強める働きがあるタウリンも多く含まれています。
たんぱく質は、筋肉や内臓、血液、免疫物質、神経の伝達物質などの体の主要な部分を構成します。ビタミンAは、皮膚や内臓、目の粘膜を強化し、免疫細胞の働きを活性化します。コレステロールは、肝臓で合成される脂質で、胆汁酸合成の材料となったり、細胞膜やホルモンの材料となったり、人体には欠かせない成分ですが、摂り過ぎると動脈硬化や高脂血症の原因となります。ビタミンB1は、炭水化物の中の糖質が分解されてエネルギーに転換されるのに不可欠な栄養素です。また、神経細胞内の核酸の合成や修復にもかかわっています。ビタミンB2は、細胞の再生や成長促進、脂肪の燃焼、過酸化脂質の生成防止などに深くかかわる栄養素です。ビタミンEは、強い抗酸化作用で老化やがんの原因と考えられる有害な活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を防止します。カリウムは、余分な塩分を排泄し、高血圧を予防します。カルシウムは、骨や歯を丈夫にします。



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