ヒスチジン

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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ヒスチジン



ヒスチジンは、必須アミノ酸のひとつで、大人の体内では合成できますが、子供の場合は合成できません。成長に関与するので、新生児には欠かせないアミノ酸です。体内では、成長に関与するほか、交感神経を刺激するヒスタミンの原料となり、神経機能に働くと言われています。睡眠・覚醒リズムの調節、食欲の調節、注意力・集中力の維持、情動変化、痛みの感受性など制御しているといわれています。また、脂肪細胞では、交感神経を刺激して脂肪分解の促進します。慢性関節炎の症状を緩和する働きもあります。
ヒスタミンは、一方で免疫反応をひきおこす引き金になっている物質で、発疹(血管拡張)やアレルギー反応を引き起こすこともあります。
食品では、マグロ、イワシ、サバ、サンマ、子牛肉、鶏肉、ハム、チェダーチーズ、牛乳などに多く含まれています。


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