ハイビスカスローゼル

食と健康に関する辞典

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健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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ハイビスカス ローゼル



観賞用の赤い花でおなじみのハイビスカスですが、ハーブとして用いられるのはローゼル種という食用ハイビスカスの花のがくや花を支えている総苞という部分です。サラダやカレーの材料、ジャムやソース、乾燥品はハーブティー、ジュース、シャーベットなどにも用いられます。
主な有効成分は、アントシアニン、ビタミンC、カリウム、クエン酸やリンゴ酸などの有機酸類です。アントシアニンは、ブルーベリーやぶどう、赤シソ、なすの皮などに含まれる青紫色の色素成分で、目に良いことで知られています。血管壁を強くし毛細血管を保護したり、肝機能の回復や向上、血圧の上昇を抑制したりする効果もあります。クエン酸は、梅干にも含まれている酸味の成分です。ハイビスカスは、そのほかにも、強壮・健胃・利尿・代謝促進などの薬効が知られています。眼精疲労、疲労回復、二日酔いなどに効果があります。


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