白菜

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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白菜(ハクサイ)



白菜は、中国の青島が原産のアブラナ科の野菜で、明治の末期に日本に伝わりました。栽培が始まったのは大正時代に入ってからで、昭和に入ってから飛躍的に普及しました。中国では、体を温める食べ物として利用されています。
芯や外葉の部分が栄養価が高く、ビタミンCやカリウム、カルシウム、カロチンなどを含みます。冬の鍋物には欠かせない野菜ですが、煮ることによって柔らかくなりますので、芯の部分も食べるようにしまよう。
塩漬けにしてもビタミンCは失われないばかりか、乳酸菌などの有用な腸内細菌ができ、整腸効果が高まります。ミネラルも塩漬けにしたほうが効率よく摂れます。
カリウムの含有量は、キャベツを上回ります。カリウムは、利尿作用があり、塩分(ナトリウム)の排泄を促し、高血圧を予防します。キャベツなどのアブラナ科の野菜に共通しますが、発がん物質を抑制するインドール化合物を含みます。


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