グリセリン脂肪酸エステル

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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グリセリン脂肪酸エステル



油脂から得られる脂肪酸とグリセリンを反応させて製造される界面活性剤で、菓子類やケーキ、マーガリンなどの乳化剤として使われます。動物や植物から得られる油脂類は、多価アルコールの一つであるグリセリンに脂肪酸が3つ結合したエステル(トリグリセリド)です。一方、乳化剤としては、グリセリンに1つ脂肪酸がついたエステル(モノグリセリド)や2つエステル化したジグリセリドが混合したものが、主に使用されています。乳化剤は、水に結合する性質(親水性)と油に結合する性質(親油性)を合わせ持ち、水分と油分を混ぜ合わせるのに用います。
グリセリン脂肪酸エステルは、化粧品の成分としても用いられますが、水になじみやすい水酸基が多いため、皮膚をしっとりしなやかにし、柔軟性のある皮膚を保つ保湿剤として利用されます。また、防腐剤として、生ラーメンなどにも使われています。豆腐をつくるときに、豆乳が泡立つの抑えるための消泡剤としても利用されています。


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