合成着色料

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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合成着色料



食用の着色料には、天然色素と合成色素があります。合成色素は、現在、日本では12種のタール系色素が使用されています。
よく問題とされるのは、清涼飲料水、菓子、冷菓、洋酒などに用いられている赤色2号(アマランス)で、アメリカでは、動物実験で発がん性などが指摘され、不許可となっています。しかし、日本やEU諸国では、アメリカでの実験に不備があると判断され、日本やEU諸国で再実験の結果、安全性が確認されています。
そのほかに、かまぼこや福神漬けなどの用いられる赤色3号(エリスロシン)、菓子類や清涼飲料水などに用いられる赤色40号(アルーラレッド)、着色料の中でも大量に用いられる赤色102号(ニューコクシン)、かまぼこやソーセージなどに用いられる赤色104号(フロキシン)、赤色105号(ローズベンガル)、発がん性があるとしてアメリカやヨーロッパでは使用禁止となっている赤色106号(アシッドレッド)、着色料の中でも最も広範囲に用いられる黄色4号(タートラジン)、菓子・清涼飲料水などの食品や医薬品に使用される黄色5号(サンセットイエロー)、発がん性が認められヨーロッパ諸国で使用禁止となった緑色3号(ファストグリーン)、やはり発がん性がありヨーロッパのほとんどの国で使用禁止とされている青色1号(ブリリアントブルー)、ラットの実験で発がん性があるといわれる青色2号(インジゴカルミン)があります。
着色料は、食品の見た目をよくし、食欲を促進するために使用しますが、使用しなくても保存性や安定性が変わるわけではありません。安全性を考えると、天然、合成を問わず、避けたいものです。


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