ゴマ |
食と健康に関する辞典
(サイトの主旨) 健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。 スポンサード リンク |
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ゴマゴマは、インド、エジプトが原産で、日本へは奈良時代に仏教ともに伝えられました。奈良時代から栽培され、平安時代にはゴマから油を絞っています。主に寺院などで薬用に使っていたようですが、その後、食用にもなり精進料理などに盛んに用いられました。現在では、中国、インドが主要な生産地で、日本でも栽培していますが、生産量はわずかで、ほとんどを中国などから輸入しています。 主な成分は、脂質とたんぱく質で、その他にカルシウム、マグネシウム、ビタミンEなどを豊富に含みます。脂質は、リノール酸、オレイン酸、パルミチン酸などの不飽和脂肪酸が多く含まれ、コレステロールや中性脂肪の排出を促し、動脈硬化などを予防します。たんぱく質は、トリプトファン、メチオニンなどの必須アミノ酸を含む良質なものです。メチオニンは、肝機能を正常に保つために働きます。ゴマ特有の成分がゴマリグナンですが、これはゴマの抗酸化成分の総称で、代表的な成分にセサミンがあります。セサミンは、肝臓の活性酸素を除去するので肝機能を強化し、アルコールの化学反応によるアセトアルデヒドが作られるのを防ぎ、二日酔いを防ぐほか、肝臓がんの予防に効果が認められています。ビタミンEも強い抗酸化作用をもち、動脈硬化などを予防します。カルシウムとマグネシウムも豊富で、骨を強化したり、神経を鎮める作用もあります。 スポンサード リンク |
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