グルタチオン

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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グルタチオン



グルタミン酸、システイン、グリシン(いずれもアミノ酸)から成るトリペプチド(アミノ酸が3分子アミド結合した小分子)で、細胞内に存在しています。肝臓では、吸収した栄養をもとに身体に必要なアルブミン、グロブリン、各種の酵素などのたんぱく質の合成を行い、肝臓の機能を強化し、肝臓内の活性酸素を除去し、解毒作用を高めます。さらに肝臓から血液中に放出されて身体の中を巡り、細胞の老化やがん化の原因となる活性酸素を除去し、過酸化脂質を分解して毒物を解毒します。身体の中では肝臓で一番多く活性酸素が作り出されていますので、グルタチオンも肝臓で最も多く作られることになります。
食品では、赤貝、牛レバー、豚バラ肉、カキ、いわし、トマト、ほうれん草、ブロッコリーなどに多く含まれていますが、熱や水に弱くすぐに酸化されるので、食品からの摂取はあまり効果が期待できないといわれています。医薬品としては、肝臓疾患をはじめ、白内障、シミなど多くの体のトラブルに効果を発揮することがよく知られています。


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