グルカン |
食と健康に関する辞典
(サイトの主旨) 健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。 スポンサード リンク |
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グルカングルカンとは、ブドウ糖が多数結合した物質(多糖類)の総称で、澱粉やグリコーゲンなど多くの仲間があります。その中でも代表的なのがβグルカンです。βグルカンは、不溶性の食物繊維の一種です。食物繊維として腸を刺激し、便秘を予防・改善します。余分な脂肪を吸収し排出したり、腸の中の有害物質を排出し、生活習慣病の予防に役立ちます。 しいたけやサルノコシカケなど、きのこ由来のβグルカンは、がんに対する予防改善効果もいわれますが、見解は分かれます。βグルカンが免疫細胞を活性化するいわれます。しかし、きのこの仲間のカビ(真菌)も腸内の常在菌のひとつです。つまり腸内は、元々真菌由来のβグルカンがたくさんあります。また、味噌などで用いる麹菌も真菌の一種で、βグルカンを持っており、味噌を常食としている日本人ではアガリクスなどのキノコ類を食べなくても、βグルカンが日常的に腸管を通過している事になります。βグルカンと免疫系の関わりは、証明する手段がないのが現状です。 スポンサード リンク |
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