ギャバ(GABA)

食と健康に関する辞典

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健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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ギャバ(GABA)



ギャバは、正式名称をγ-アミノ酪酸といい、アミノ酸の一種で、英語のGamma-Amino Butyric Acidの頭文字を取り、一般にGABA(ギャバ)と略称されています。人間の脳内に多く存在する抑制性神経伝達物質です。神経のリラックスに役立つといわれています。また、血圧効果作用があり、高血圧の予防や改善、脳卒中・心筋梗塞の予防などに効果があります。高血圧を下げますが、健康な人や低血圧の人の血圧が下がることはありません。ホメオスタシス(恒常性の維持)としての作用があります。
発芽玄米に多く含まれていることがよく知られていますが、チョコレートにも多く含まれていることが明らかになっています。緑茶の生葉を嫌気処理(窒素ガスの中に保存)することにより、ギャバ(γ-アミノ酪酸)の含有量を高濃度に増加させたものがギャバロン茶です。農林水産省の野菜茶業試験場で開発された緑茶です。


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