エリオシトリン

食と健康に関する辞典

（サイトの主旨）
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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エリオシトリン

レモンには、抗酸化効果を持つ成分として代表的な成分であるビタミンＣ以外に、エリオシトリンという成分が含まれていることがわかりました。エリオシトリンは、レモンやライムの皮に多く含まれる黄色い色素で、レモンポリフェノールとも呼ばれます。オレンジ、グレープフルーツなどの他の柑橘果樹にはほとんど含まれいません。ビタミンＥと同じくらいの抗酸化力があり、水に溶けやすい性質を持ちます。肝臓や腎臓、血管の中での過酸化脂質の生成を抑制する働きがあります。糖尿病の合併症や高血圧などの生活習慣病を予防する効果が期待されます。筋肉の老化を予防したり、エコノミークラス症候群を予防する効果があることもわかりました。また、腸での脂肪吸収を抑制する働きがあり、肥満予防や動脈硬化の予防にも効果があることがわかりました。

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