大根(ダイコン) |
食と健康に関する辞典
(サイトの主旨) 健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。 スポンサード リンク |
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大根(ダイコン)ダイコンの原産地は、コーカサス地方といわれています。アブラナ科の一年草で、日本でも春の七草のひとつ「すずしろ」として、古くから親しまれてきました。作付け面積、生産量ともにじゃが芋につぐ日本の代表的な野菜です。日本のダイコンは、100種類以上あるといわれ、その多様さでも群を抜きます。鹿児島の桜島ダイコンは世界最大のダイコンとして有名です。守口ダイコンは、世界最長のダイコンといわれ150cmを超えるものもあります。 ダイコンに含まれる消化酵素アミラーゼは、でんぷんを分解する酵素で、胃の中の食物の消化を助けます。また、魚の焦げに含まれる発がん性物質を抑制する作用のあるオキシターゼという酵素も含みます。ただし、これらの成分は、加熱すると作用が失われるので、ダイコンおろしとして食べるのが効果的です。ダイコンの辛味に含まれる成分もがんの抑制に効果があるといわれます。 ダイコンの葉は、カロチン、食物繊維、ビタミンC、カルシウムなども豊富に含みます。カロチンは、体内でビタミンAにかわり、皮膚や内臓、目の粘膜を強化し、免疫細胞の働きを活性化します。葉を乾燥させた干葉(ヒバ)は、風呂に入れて薬湯として冷え性に用いられます。 スポンサード リンク |
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