シスチン |
食と健康に関する辞典
(サイトの主旨) 健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。 スポンサード リンク |
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シスチン含硫アミノ酸の一種で、髪の毛を作っているケラチンというたんぱく質の主要成分です。たんぱく質の中には、シスチンが多量に含まれているものは少ないのですが、必須アミノ酸であるメチオニンが体内でシスチンに変わります。 体内では、傷の治療の促進、脱毛予防、ブドウ糖の代謝などに作用します。また、細胞内に取り込まれたシスチンは直ちにシステインに還元され、たんぱく合成やグルタチオン合成に用いられますが、グルタチオンは抗酸化作用物質であり、細胞内で呼吸や細菌貪食の際に発生する活性酸素を消去します。さらに、含硫アミノ酸として、分子内に硫黄を含むので、体内に銅などの有害物質がある場合、硫黄はそれらと反応することで解毒作用を示します。 シスチンが比較的多く含まれている食品としては、大豆、鶏レバー、凍り豆腐、のり、牛肉、鮭、牛乳などです。メチオニンが含まれる食品は、のり、脱脂粉乳、チーズ、鶏レバー、凍り豆腐、まぐろ赤身などです。 スポンサード リンク |
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