キャベジン |
食と健康に関する辞典
(サイトの主旨) 健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。 スポンサード リンク |
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キャベジン(ビタミンU)戦後、アメリカでキャベツから発見されたことからキャベジンと呼ばれますが、医薬品に近い作用がありビタミンUとも呼ばれます。ビタミンと同様の働きをしながら、人間の体内でも合成ができる物質群は、ビタミン様物質と総称されますが、キャベジン=ビタミンUもそのひとつで、化学名は塩化メチルメチオニンスルホニウムクロライドといいます。 胃腸の粘膜組織を作り、壊れた組織を修復する働きがあります。粘膜は、胃内で分泌される胃酸に侵されないような防御機能をもっています。しかし、ストレスなどを受けると、この防御機構がきちんと働かなくなり、胃粘膜が破壊され、さらに胃の組織も損傷を受けます。これが、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの病気です。ビタミンUは、摂取後2、3時間で粘膜が補強され、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の発症を予防します。肝臓の機能を高めて脂肪肝を防いだり、活性酸素の作用を抑える抗酸化作用もあり、ガンや動脈硬化の予防をします。水溶性物質なので、過剰に摂取することでの弊害はありません。 キャベツ、パセリ、レタス、セロリ、アスパラガス、ブロッコリー、青のりなどに多く含まれています。 スポンサード リンク |
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