カレー粉 |
食と健康に関する辞典
(サイトの主旨) 健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。 スポンサード リンク |
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カレー粉数種類あるいは数十種類のスパイスを組み合わせた混合スパイスの代表がカレー粉です。一般に使われているカレー粉は、18世紀初頭に英国のC&B社が開発したカレー粉の流れをくみ、インドの混合スパイスであるガラム・マサラをヨーロッパ人向けにアレンジしたものです。明治の文明開化の頃、英国から日本へ紹介されました。 通常20〜30種のスパイスをブレンドしたあと焙煎し、3〜6ヶ月熟成します。主として色づけにターメリック、サフラン、パプリカなどを用い、香り付けにはクミン、オールスパイス、ナツメグ、フェンネル、ガーリック、クローブ、コリアンダー、キャラウェイなど、辛味付けにはコショウやジンジャーなどを用います。焙煎、熟成を行うことにより、多くのスパイスの風味がまとまり、まろやかな味わいとなります。 インドでは、日本のように市販のカレー粉やカレールウで調理するのではなく、常備している何十種類ものスパイスの中から、その日の素材や家族の好みに合わせて10種前後のものを自在に組みかえ、料理に仕上げています。しかも、カレーと称する料理や用語はインドには存在しません。何百種類もの辛くてスパイシーな料理があり、これを欧米や日本では総称してカレーと呼んでいます。 スポンサード リンク |
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