チコリ

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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チコリ



チコリは、ヨーロッパ原産のキク科の多年草で、古くから野菜として栽培されてきました。アンディーブ、シコレとも呼ばれます。繁殖力が強く、現在ではユーラシア・北アメリカでも広く分布しています。和名は、キクニガナ(菊苦菜)です。その名の通り葉には、強い苦味があるので、日に当てないで栽培した白い芽を使います。新芽の部分は、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。
食物繊維は、脂肪や糖の吸収を抑えたり、便秘を予防・改善する効果があります。葉酸も含まれますが、葉酸はたんぱく質の代謝を助け、核酸の合成を行なったり、赤血球の形成を助けるビタミンです。チコリ酸という独特の成分は、肝機能を促進する作用、解毒作用、健胃作用があるといわれています。
根は、乾燥させて粉末にし煎ってコーヒーに混ぜたり、そのままコーヒーの代用品となります。


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