キャッツクロー

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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キャッツクロー



キャッツクローは、アカネ科カギカズラ属に分類される大本性大型蔓植物です。南米(ペルー・エクアドル・コロンビア等)の熱帯雨林地帯に自生していますが、ペルー産のものが最高とされています。インカの時代からアマゾンの地域で神経痛、腰痛、リウマチ、関節痛等に使われていました。
キャッツクローに含まれる6種類のアルカロイドが、マクロファージの外敵に対する攻撃力を高め、免疫力を増強します。マクロファージとは、血液中の貪食細胞(どんしょくさいぼう)です。貪食細胞は、体内に侵入した細菌やウィルスなどの異物を細胞内に取り込み、酵素で殺菌処理します。細菌やウィルスのほか、がん細胞まで食べてしまうので、抗がん効果も期待されます。このほかの有効成分であるフラボノイドやカテキンは、活性酸素を除去する作用があります。血栓や脳梗塞の予防、胃潰瘍や気管支炎などにも効果が期待されます。


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