カゼインホスホペプチド

食と健康に関する辞典

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健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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カゼインホスホペプチド



カゼインホスホペプチド(CPP)は、牛乳やチーズに含まれるカゼインが消化・分解される際にアミノ酸の集合体としてできる成分です。
カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルは、微量ながらも、人間の身体にとって必要不可欠な栄養素です。なかでも現代の食生活では、カルシウムと鉄が特に不足しがちな栄養素といわれます。カルシウムは、消化器内で酸やアルカリの作用を受けて溶解性が変わり、吸収のされ方が変わりやすいものです。
CPPは、溶解したカルシウムやマグネシウムなどのミネラルと結合し、他の成分がカルシウムと結合して吸収率を低下させるのを防ぎます。特定保健用食品(トクホ)の「ミネラルの吸収を助ける食品」として認可されています。


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