ブリ(鰤) |
食と健康に関する辞典
(サイトの主旨) 健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。 スポンサード リンク |
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ブリ(鰤)成長によって呼び名が変わる出世魚で、関東と関西でも呼び名が異なります。関東では、15cmくらいまでをワカシ、40cm前後の若魚をイナダ、60cm前後をワラサ、70〜80cmの成魚をブリと呼び、関西ではツバス、ハマチ、メジロ、ブリと呼びますが、全国的に養殖ブリをハマチと呼ぶことが定着しています。寒ブリと言われるように12月〜2月までの厳寒期が旬です。市場では、70cm、8kg以上の天然ものに限って、「ブリ」「本ブリ」と呼び、養殖の2〜5倍の値で取引されます。 脂質が豊富で、脂質にはIPA(イコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれます。IPAは、血栓を溶解させたり、血圧を下げるほか、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、動脈硬化や高血圧、心筋梗塞、脳卒中などの予防・改善に働きます。DHAにも同様の働きがあるほか、脳や神経組織の発育の促進や機能を向上させ、記憶力や学習能力を高めます。特にビリカマといわれるアゴの部分はIPA、DHAの宝庫です。 目や皮膚などの粘膜を強化するビタミンAやカルシウムの吸収を助け骨や歯の健康を保つビタミンD、活性酸素を取り除き老化やがんを予防するビタミンEなども多く含まれます。また、強肝作用や心臓の機能を高めるタウリンも豊富です。 スポンサード リンク |
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