ビフィズス菌

食と健康に関する辞典

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健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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ビフィズス菌



ビフィズス菌は、約100兆ある腸内細菌の中でも有用菌の代表格で、健康な赤ちゃんの腸内から発見されました。Y字型に分岐した形からラテン語の分岐を意味するビフィズスと名付けられました。一般の乳酸菌は、酸素の有無にかかわらず増殖するのに対し、ビフィズス菌は酸素があると増殖できないのが特徴です。また、一般の乳酸菌は糖を分解して乳酸をつくりますが、ビフィズス菌は乳酸のほかに、酢酸をつくります。酢酸は、強い殺菌力をもちます。ビフィズス菌には、ビタミンB群やビタミンKを合成したり、免疫力を高める働きもあります。

大腸菌やウェルシュ菌などの悪玉菌は、腸内の食品を腐敗させたり、発がん関連物質などの有害物質を生成します。これらの有害物質が血液で運ばれ体内の細胞の代謝を阻害し、老化やがんなどの原因となります。ビフィズス菌に代表される善玉菌は、この悪玉菌の増殖を抑えて、有害物質の生成を防ぎます。また、これら善玉菌と悪玉菌のバランスが人間の健康状態を左右していますが、ストレス、偏食、不規則な生活、加齢などによって悪玉菌が優勢になっていきます。善玉菌優勢を保つためには、特に重要な役割を果たしているビフィズス菌を増やす必要があります。


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