ベリー類 |
食と健康に関する辞典
(サイトの主旨) 健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。 スポンサード リンク |
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ベリー類ベリー類は、日本では小果類ともいわれ、果汁の多い小粒の果実を指します。大きく分けて、バラ科のキイチゴ類、ツツジ科のコケモモ類、ユキノシタ科のスグリ類などがあります。キイチゴ類では、ブラックベリーやラズベリーがよく知られています。コケモモ類では、ブルーベリーやクランベリーが代表的です。 目に良いことでよく知られるようになったブルーベリーは、ヨーロッパでは20年以上前から眼精疲労や夜間の視力低下などに、医薬品として使われてきました。ブルーベリーの濃い青紫色のもとがアントシアニンという色素成分で、網膜にあるロドプシンという物質の生成を促します。ロドプシンは、光の刺激を脳に伝える役目をしていますが、加齢や疲れ目で減少してきます。また、アントシアニンには、有害な活性酸素を除去する抗酸化作用もあるので、動脈硬化などの予防にも有効です。果物の中では、食物繊維も際立って豊富ですが、特に乾燥ブルーベリーなら生の3倍以上含み、便秘解消に有効です。アントシアニンは、熱に強いので、乾燥してもあまり失われません。 キイチゴ類は、ビタミンCが比較的多いほかは、あまり栄養的な価値はありません。ただカリウムと食物繊維が豊富なので、高血圧の予防や便秘解消に役立ちます。 スポンサード リンク |
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