紅麹

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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紅麹



紅麹は、清酒や味噌・醤油などを作るときに使用される麹の一種ですが、一般の麹とは異なり鮮やかな紅色をしているので、紅麹と呼ばれています。中国や台湾では、紅酒、老酒などの原料として用いられ、沖縄では「豆腐よう」と呼ばれる豆腐の発酵食品に使われていました。麹は、穀類などのデンプン質に麹菌を繁殖させたもので、日本酒や醤油、みそなどの製造でできるものです。麹菌の胞子によって、黄麹、紅麹、黒麹に分けられます。
紅麹に含まれるモナコリンKという物質は、コレステロールの合成を阻害する働きがあり、高脂血症の効果が期待されます。また、紅麹に含まれるγ−アミノ酪酸は、血圧の上昇を抑制するだけでなく、顕著に下げる働きがあり、高血圧に効果があります。血圧が低い場合には、過剰な血圧降下を引き起こしません。抑制性神経伝達物質としてはたらき、不安状態や興奮を和らげる精神安定作用があります。また、メラニン色素の生成も抑制するので、日焼け止め外用としても効果があります。


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