アーモンド

食と健康に関する辞典

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健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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アーモンド



アーモンドは、バラ科の植物で、原産地はアジアの西南部・古代文明の発祥の地として知られるチグリス・ユーフラテス河の流域、現在は地中海沿岸やカリフォルニアなどが主な産地です。

アーモンドの主成分は脂質ですが、その9割がオレイン酸やリノール酸の不飽和脂肪酸です。コレステロールを排出する作用があり、動脈硬化や血栓、高脂血症などの予防に効果があります。また、ビタミンE、B2を豊富に含みます。ビタミンEは、強い抗酸化作用があり、過酸化脂質の生成を抑制するので、動脈硬化やがん、老化の予防に有効です。ビタミンB2も抗酸化作用をもち、動脈硬化を予防するとともに、体脂肪の燃焼を高めます。たんぱく質やカルシウム、鉄なども豊富で、肝臓の保護や骨の強化、貧血などにも有効です。

一般に、種実類は、各種の栄養成分が豊富な上に、消化吸収もよいので、滋養強壮に役立ちます。


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